皆さんは、外出先でスマホやパソコンの充電が切れてしまい、困ったことはありませんか?
そんな時に役立つのが「モバイルバッテリー」ですが、一口に言ってもたくさんの種類があります。
そこで、この記事では、Ankerのモバイルバッテリーに焦点を当て、どのような方にどのようなモバイルバッテリーがおすすめなのかをまとめました。
ぜひ最後までお読みいただき、自分に合ったモバイルバッテリーを見つけてください。
モバイルバッテリーを選ぶ3つの観点
モバイルバッテリーには沢山の種類がありますが、どれが自分に合っているか見分けるのに重要な3つの観点をお伝えします。
容量
モバイルバッテリーを選ぶ上で、一番重要な要素は容量です。容量が多い場合のメリットは、たくさんの回数充電ができることです。ただし、その一方で、重く大きくなってしまうという欠点があります。
ほとんどのスマホはおよそ5000mAhで満充電にできるので、5000mAh刻みで考えていくといいでしょう。
市場に出回っているモバイルバッテリーは、一般的に5000mAhから40000mAhの範囲で販売されていますが、最もおすすめな容量は「10000mAh」です。この容量ならば、スマホを2回ほど満充電することができます。
購入後に後悔しないように、Ankerの商品を触って試せる「Anker Store」で、実際に大きさを確かめてみるのも良いでしょう。
急速充電
ビジネスマンなら、外でパソコンを利用することも多いでしょう。
しかし、モバイルバッテリーが急速充電に対応していないと、パソコン本体に充電できないことが多いです。
なので、モバイルバッテリーを購入するときは「合計最大出力」のところを必ず確認するようにしましょう。5000mAhのモバイルバッテリーは急速充電に対応していないことが多いですが、近年は対応している小型モバイルバッテリーも増えてきました。
また、スマホやパソコンなどの給電する機器自身も急速充電に対応していないとたとえいくらモバイルバッテリーから出力できても意味がないです。
ちなみに、MacBookは30Wの出力があれば充電できます。
そして、給電だけではなく、本体への急速充電ができるができるモバイルバッテリーだと、すぐに充電できて便利です。
USB充電器一体式か
近年、トレンドとなりつつあるのが「USB充電器一体式モバイルバッテリー」です。
パススルー充電は必ず対応していて、コンセントで本体への給電ができるため充電のし忘れが無くなり、荷物も軽くなるというのがメリットです。
その一方、価格は高いです。ですが、モバイルバッテリーとUSB充電器を買うのよりは安いので、選択肢の一つには出てくるでしょう。
比較表
容量 | 5000mAh | 10000mAh | 20000mAh |
---|---|---|---|
重さ | 110g程度 | 250g程度 | 400g程度 |
値段 | 3500円程度 | 5000円程度 | 8000円程度 |
バランス | 〇 | ◎ | △ |
この3つの観点以外にも、バッテリー残量の識認性の高さ(ディスプレイ表示など)、ケーブルが内蔵式か、などがあるので、よく吟味して選ぶとよいでしょう。
5000mAhの特徴
小型・軽量
5000mAhのモバイルバッテリーは比較的小型・軽量で、ポケットやバッグに簡単に入れて持ち運ぶことができます。また、スマートフォンの充電に必要な容量を十分に持ち合わせているため、必要な時にスマートフォンを充電するのに最適です。
充電回数は限られる
5000mAhのモバイルバッテリーは、スマートフォンの充電に十分な容量を持っていますが、充電回数は限られてしまいます。例えば、スマートフォンのバッテリー容量が4000mAhの場合、5000mAhのモバイルバッテリーで約1回分程度しか充電できません。
価格が安い
5000mAhのモバイルバッテリーは、容量が少ないため価格も比較的安く、手軽に購入することができます。
向いている人
1. 短時間の外出が多い人
容量が小さいため、充電回数に限りがある5000mAhのモバイルバッテリーは、短時間の外出や移動が多い人に適しています。例えば、1日の間に数回程度しかスマートフォンを充電する必要がない場合や、急な用事でバッテリー残量が心配な場合などに最適です。
2. 費用を抑えたい人
5000mAhのモバイルバッテリーは、より高容量のものに比べて価格が安いため、費用を抑えたい人に向いています。
3. 小型・軽量なモバイルバッテリーを探している人
容量が小さい分、本体サイズも小型で軽量な5000mAhのモバイルバッテリーは、ポケットやバッグに簡単に入れて持ち運ぶことができます。特に、スマートフォンやタブレットと一緒に持ち歩く場合には、軽量で邪魔にならないモバイルバッテリーを探している人に適しています。
以上が、5000mAhのモバイルバッテリーの主な特徴です。
容量が少ないため、長時間の外出や旅行などでは、より高容量のモバイルバッテリーを選ぶことがおすすめです。
10000mAhの特徴
スマートフォンやタブレットを複数回満充電できる容量
10000mAhのモバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレットを複数回充電することができます。一般的なスマートフォンのバッテリー容量が4000mAh程度であることを考えると、およそ2回ほど充電できることになります。そのため、長時間の外出や旅行などでもバッテリー切れの心配がなくなります。
小型・軽量で持ち運びやすい
10000mAhのモバイルバッテリーは、5000mAhのものに比べるとやや大きく重くなりますが、それでも比較的小型で軽量なものが多く、ポケットやバッグに簡単に入れて持ち運ぶことができます。特に、長時間の外出や旅行などには必需品となるため、手軽に持ち運びできることが重要です。
急速充電に対応しているものが多い
近年の10000mAhのモバイルバッテリーの多くは、急速充電に対応しています。急速充電に対応したスマートフォンなどと組み合わせることで、より短時間での充電が可能になります。
コストパフォーマンスが高い
10000mAhのモバイルバッテリーは、容量と価格のバランスが良いため、コストパフォーマンスが高いと言えます。より高容量のものを選ぶと、価格が高くなることが多いため、10000mAhのものはバランスが良く、コストパフォーマンスが高いです。
向いている人
1. 外出先での長時間利用が多い人
例えば、旅行やアウトドアスポーツなど、外出先で長時間スマホを利用する必要がある人には10000mAhのモバイルバッテリーが向いています。充電容量が多くあれば、何度も充電できるため、長時間の使用にも対応できます。
2.ビジネスマン
出張や外回りが多いビジネスマンにとって、スマホやタブレットが電池切れになるのは致命的なことです。10000mAhのモバイルバッテリーを持ち歩くことで、充電切れの心配から解放されます。
3.家族で利用する人
家族でスマホを共有する場合、複数台あると充電が追いつかないことがあります。そんなときに10000mAhのモバイルバッテリーがあれば、複数のスマホやタブレットを充電することができるので、家族での利用にも便利です。
以上が、10000mAhのモバイルバッテリーの特徴です。
長時間の外出や旅行などには必需品となるため、容量の大きいものを選ぶことが多いですが、10000mAhのモバイルバッテリーでも十分な充電回数を確保できるため、手軽に持ち運びできる小型軽量なものがおすすめです。
20000mAhの特徴
大容量なため、複数のデバイスを充電できる
20000mAhのモバイルバッテリーは、大容量なため、スマホやタブレットだけでなく、ノートパソコンやゲーム機なども充電することができます。一度の充電で、複数のデバイスを充電することができるため、一家に一つあると便利です。
長時間使用にも対応可能
容量が多いため、スマホやタブレットの充電に限らず、長時間の使用にも対応できます。例えば、長時間の飛行機の移動中など、何度も充電する必要がある場合でも、20000mAhのモバイルバッテリーを使えば心配ありません。
大きい容量のため、重い
一方で、容量が多いため、大きく重たいという特徴があります。携帯性に欠けるため、持ち歩きには向かない場合もあります。価格も高いです。
急速充電に対応していることがほとんど
容量が多いのに加え、だいたいのモバイルバッテリーが急速充電に対応しているという特徴があります。しかし、対応していない商品もあるので確認は欠かさないようにしましょう。
向いている人
1. パソコンを使用する人
パソコンのバッテリーはとても大きいため、20000mAh程度ないとパソコンを満充電にできません。なので、パソコンを使用しようと考えている方は20000mAhが良いでしょう。
ただ、何度も書いていますが、出力が足りないとパソコンへの充電はできないので注意です。
2. 長時間の移動や出張が多い人
容量が多いため、長時間の移動中や出張先など、何度も充電する必要がある場合でも、20000mAhのモバイルバッテリーを使えば心配ありません。
3. アウトドアやキャンプなどの場面で使用する人
アウトドアやキャンプなど、電源が不安定な場所で使用する場合でも、20000mAhのモバイルバッテリーがあれば、デバイスの充電に不自由しません。また、20000mAhのモバイルバッテリーは、予備電源としても活用できます。
おすすめできるモバイルバッテリー
5000mAh
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
USBと一体になっている充電器です。とても軽量で、ストラップ式になっていてリュックやポーチにつけて使えるのが非常に良いです。
急速充電(20W)に対応していて、スマホを素早く充電できます。パソコン等にはできないので注意です。
値段は4,990円と5000mAhの中では少しお高めの部類です。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
Anker PowerCore III 5000
最低限の機能があるモバイルバッテリー。充電端子はUSB-Cで、入出力に対応しています。
とても軽く(113g)、持ち運びに最適です。
値段も3,490円とコスパがとても良いです。
10000mAh
Anker PowerCore Fusion 10000
先ほど紹介した、「PowerCore Fusion 5000」と同じタイプ。USB充電器と一体式になっていて荷物を減らせます。
PowerCore Fusion 5000と比べると、容量が大きくなって、ストラップが無くなったという感じです。
スマホは2回ほど充電できるので安心できます。
値段も5,990円と激安。
Anker PowerCore 10000
10000mAhとは思えないコンパクトさの商品です。しかし、充電端子がMicro-USBのため、そのわずらわしさで、アレルギーが出てしまうかもしれません。出力も12Wとかなり遅いです。
ですが、値段は3,490円と驚きの安さです。充電速度とUSB-Cケーブルを求めるなら、「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W(4,490円)」のほうがおすすめです。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W
20000mAh
Anker PowerCore III Elite 25600 87W with PowerPort III 65W Pod
はっちんが使っているモバイルバッテリーです。購入すると、USB急速充電器やケースも付いてくるので、初めて大容量に挑戦する方に最適です。
容量は25600mAhとスマホは5回程度満充電にできるパワフルさに、87Wの急速充電で、パソコンにも余裕で充電できるのがすごいポイント。充電口も4つ付いています。デザインもスタイリッシュでおすすめです。
値段は、14,490円となります。モバイルバッテリーだけなら、12,590円で購入できます。パソコン+αで使う方にお勧め。
Anker PowerCore III Elite 25600 87W with PowerPort III 65W Pod
Anker PowerCore III Elite 25600 87W
Anker PowerCore Essential 20000
商品の名前の通り、本当に最低限の機能しかないモバイルバッテリーです。なので、 「Anker PowerCore III Elite 25600 87W」と比べると、性能は劣ります。
具体的に、入出力ともにめちゃくちゃ遅い、USB-Cは入力専用...、と20000mAhにしては物足りないです。
ですが、値段はなんと4,490円とぶっ壊れの価格。スマホを充電する目的の方にはめちゃくちゃおすすめできます。
Anker PowerCore Essential 20000
おすすめモバイルバッテリーまとめ表
大きくなってしまったので、二つに分けました。
まとめ
モバイルバッテリーにはたくさんの種類があるので、絶対に合うモバイルバッテリーが見つかると思います。
この記事を参考にして、自分にぴったりなモバイルバッテリーを見つけてくれると幸いです。